こんにちは。フリーランスのClarusです。
今回のテーマはフリーランスや就活・転職を考えている人に向けて私が必ず伝えておきたいことを書いていきます。
それは何かというとタイトルに書いてあるとおり、「一般論」についてです。
一般論といっても数え切れないほどありますが、例えば転職するときによく言われる「新卒入社してから3年は勤務すべき」という言葉。
「こういった一般論に惑わされないでほしい!!」というのが私のメッセージです。
ではその理由についてカンタンに説明していきます。
- 既にフリーランスや自営業で活動している人
- これからフリーランスを目指している人
- 転職活動中の会社員
- 筆者は現役のフリーランスとして活動
- 会社員をやめて独立した経験
- 周りのフリーランスたちがどのように決断しているかを経験上知っている
一般論って何?
そもそも一般論ってなんだと思いますか?
私は一般論を「大勢の人にとっては良い道標やアドバイスではあるが、その一方で一部の人にとっては全く当てにならない迷信のようなもの」と捉えています。
そもそもフリーランスという働き方や転職というのはこれまで日本社会においてはごく一部の人間だけが関わっているようなとてもマイナーな話題でした。
それもそのはず、一度会社に入れば年功序列で一生安泰、フリーランスなんて一部の恵まれた環境の人だけがやるもので誰もが手を出すものではない、というのがこれまでの常識 (= 一般論) です。
化石状態の一般論
しかし、今となっては一人一台スマホを所持し、インターネットが当たり前になり個人のスキル次第でフリーランスを選ぶ人が増えているこの時代ではこれまでの一般論はあえて”スルー”して時代に合った新たな一般論を創り出していく過程にあると言えます。
例えばアメリカにおいてはフリーランスで働く人の割合は約50%にも達しています。日本は第二次世界対戦後、制度や文化においてアメリカに追随するというのがお決まりパターンですよね。いずれ日本でもフリーランスの数が急増することは時代の流れから見て取れます。
そういう時代において過去の時代における一般論はまさに化石となっています。
もちろん考え方や生き方、働き方というのは時代の変化とともに移り変わりますが、ある瞬間に一気にがらっと変わるものではありません。緩やかなグラデーションの中で、新たな価値観がじんわりと浸透していくようなイメージです。
ですので化石状態となっているというよりか、「今、段々とこれまでの常識が化石になっていってる」という「現在進行系」で表すのが正しいと言えます。
大事なのはそのグラデーションの中で自身がどのポイントに位置しているのかということです。そのポジションによって聞くべき一般論もあれば、気にすべきではない一般論もあるということです。
一般論を聞くべきではない人とは?
先程も述べたように、基本的に一般論とは多くの人に当てはまることを言うので、時代を先取りするポジションにいる人たちにとっては一般論は無視すべきです。
そのポジションにいる人というのは、たとえば経営者や自営業者、フリーランスやこれから新たな環境を選ぶ立場にある転職活動をしている人たちです。
経営者
フリーランス
転職活動している人
こういった方々は周りの意見を鵜呑みにしてしまうと、課題を解決したり、環境を変えることができなくなってしまいます。
逆にアルバイトや会社員、昔ながらの大企業に務めている方は一般論に沿った判断をしていくことで、周りと上手く馴染み組織の中でうまくやっていけるでしょう。
まとめ
このように自身が置かれている立場や環境によって、一般論に耳を傾けるべきかそうでないかは変わってきます。特に家族や友人など普段から親しい距離にいる人のアドバイスや助言には要注意です。「あなたのためを想って」言ってくれているその言葉が、足かせになってしまうこともあります。
なぜなら一般論は無難なアドバイスだからです。言い換えると無責任な考えです。誰にでも当てはまりそうな適当な意見であり、そのアドバイスをした人は決して後から非難されることはありません。「つまらない大人」の意見なのです。
もしあなたが新たな取り組みを始めようとしていたり、今までとは違う環境に飛び込もうとしているのなら勇気を持って一般論を無視して自分の信じる道を突き進んでください。
ただやみくもに、一般論の逆を行けば良いということではありません。試行錯誤の末に出した結論が一般論と違っていたとしても、気にしなくて良い!ということです。
先行きの見えない道を進むことを勇気をもって選択したあなたが、周りの騒音に心揺さぶられる事なくそのまま突き抜けて希望を持って前に進んでいくことを願っています。