ITの入門資格で国家資格である、情報技術者試験に合格しました!(通称ITパスポート)
ITパスポートってなに?
ITパスポートはITの国家資格の一つです。
IT関連の資格には国家資格や民間資格を合わせて以下のような様々な資格があります。
- ITパスポート試験
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者
- MOS公式サイト-マイクロソフトオフィススペシャリスト
- 情報セキュリティスペシャリスト
その中でもITパスポートは初心者向けの入門資格となっています。
これからIT業界に転職しようという方やWEBエンジニア、プログラマなどを目指す方にとっては取っておいて損はない資格です。
しかし、ITの現場で実際に働いた経験から正直なところ、資格の必要性は低いです。
就職や転職の際にも、ITパスポートレベルの場合だと「ITに関して勉強する意欲があるんだな」程度でこの資格が内定に影響することはあまりないと思います。
ただし、これからIT業界で仕事をしていくならば基本情報技術者試験、応用情報技術者試験などITパスポートの上位互換と呼べる資格の下地となる知識を勉強することができます。
また、大手のIT会社の場合は会社からそれらの資格をとるように指示される可能性は高く、IT業界で働くいち社会人として知っておいたほうが良い知識が万遍なく散りばめられているので
そういった意味ではITパスポートの学習は為になるものであるといえます。
ITパスポートの学習内容
- マネジメント系
- ストラテジ系
- テクノロジ系
内容としては主に「マネジメント系」「ストラテジ系」「テクノロジ系」の3つの分野に大きく分かれていて
「マネジメント系」では実際にシステムが作られる過程やその後の保守運用について。
「ストラテジ系」では会社経営や社内教育などについて。
「テクノロジ系」ではプログラミングに関連する数学の問題などが出題されます。
会社で働く社会人として必要な知識も多く、みなさんがイメージするIT専門のガチガチなプログラミングというものではなくIT業界で働く際に関わる物事について広く浅く知識が問われます。
ITパスポートの難易度は?
ITパスポートは比較的簡単に合格することができます。
2人に1人は受かっていると言われている資格で、実際に私が受験した際は周りには高校生と思われる制服姿の学生が8割ほどを占めていました。
必要学習時間は30~100時間とされています。実務経験がある方にとっては簡単な問題も含まれているでしょう。私は30~40時間ほど参考書を使って一人で勉強しました。
使った参考書はこちらです。
この参考書はIT初学者向けとなっており、数学に苦手意識がある方でも分かりやすいようイラストがふんだんに使用されています。お世話になりました。
例年出題内容が更新されているので、参考書も改訂版が毎年出版されているので、できるだけ最新版を使うことをおすすめします。
ITパスポートの受験方法・日程
出題形式は全て選択問題となっており、筆記試験ではなくコンピュータを使ったCBT(Computer Based Testing)方式で行われます。
会場は全国各地にある試験会場で毎月3~4回ほどの高頻度で受験できるので、気軽に受験することができます。
この試験を実施しているのはIPA(情報処理推進機構)で、ITパスポートの専用サイトはこちらです。
まとめ
令和のこの時代には私達の生活にとってITは切っても切り離せない存在です。
これから社会に出るみなさんにとって直接ITに関わることがなくとも、この国家資格を取得することは非常に意味のある勉強になると思います。
必要学習時間も少なく、気軽に受験できるのでぜひスキマ時間に学習をすすめてみてください。